在日米国商工会議所(略称ACCJ)では、 10月19日、大阪市内で理事会を開催した。大阪での同会合は、大阪外国企業誘致センター(略称:O-BIC)の誘致働きかけにより実現したもの。O- BICでは、在京米国企業に大阪進出を促すため、ACCJとの関係強化を図っており、今後も主要幹部の来阪を促し、大阪の最新ビジネス環境を紹介していく予定。
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歓迎レセプションにて |
ACCJは1948年に設立された日本で最大の外資系経済団体で、米国系企業経営者を中心に約1,400社の会員で構成。大阪では関西支部を設置し、「日米経済関係の更なる進展」を目指して活動を展開している。
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ご挨拶される在日米国商工会議所 レイク会頭 |
この日、O-BICでは、理事会の開催に先立って、チャールズ・レイクACCJ会頭ら一行約20名を招いて歓迎レセプションを開催。レイク会頭は、相利共生というACCJの理念を紹介すると共に、大阪・関西地域との関係を更に深めていきたいと語った。
また在大阪・神戸米国総領事館ラッセル総領事は、「米国人は日本が東京だけでないということを分かっているが、実際には東京から外へ出かけることは少ない。大阪・関西地域には、まだ利用されていないビジネス機会やポテンシャルが数多く存在している。大阪と米国側との協力を通じて、大阪の可能性が最大限生かされることを期待する。」と挨拶を行った。
O-BICでは、レセプションに引き続き、参加メンバーを対象にインダストリアルツアーを実施。大阪駅前北ヤード地区、中之島、御堂筋、難波等、大規模再開発やリニューアルが進む市内主要部を紹介し、景気回復著しい大阪の動向を理事会メンバーにアピール。大阪への2次進出や再投資に向けて気運醸成に努めた。
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ご挨拶される在大阪・神戸米国総領事館 ラッセル総領事 | ご挨拶される日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪 洲崎本部長(大阪商工会議所 国際ビジネス委員会 副委員長) |
2007年11月1日更新